[日刊?] 原マサル
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尺八レッスン

石倉光山 氏
https://shaku8kozan.com/

にかれこれ7,8年前から尺八を稽古していただいている。

もともと祖父が尺八吹きで、「自分にも教えて」と3歳の頃から祖父に頼んでいたが有耶無耶にされたw

そんなこんなで四十の手習とばかりに石倉先生に入門。
コロナ禍の時期は用心して2年ほど稽古をお休みさせてもらったが、なんだかんだ続いている。

今では本曲とされるような、それなりに難しいとか本格的とされる楽曲を稽古していただけるようになり、せっかくなら師範免許も取ってしまおうかと都合よく妄想したり。

ただ、地球温暖化のためか、竹の生育が早すぎて柔らかく、以前のような硬さがなくなってしまっているそう。
素材としての竹の材質の変化に加え、尺八職人も伝統工芸あるあるで継ぎ手がいない現状が。
さらに邦楽自体、尺八自体が世間で流行っているかというと……。

たしかに、尺八の穴は5つしかないし、ただでさえ音が出にくい(まともに音が出るようになるまでに数年かかる人も)。
そこへきて西洋の音階+音程(のチューニング)が圧倒的多数派&一般的とされる昨今だ。
尺八を吹こうなんて選択自体が時代遅れどころか、止められない化石化をしつつある泥舟にわざわざ乗り込むような愚行なのだろうか。

そうじゃないといいんだけど。

あ、そんな社会全体の中での尺八の地位がどうのこうのなんて話とは別に、個人的には吹いてて楽しいです、尺八。

音色に己の人間性が出るんですよ、良いところも悪いところも。
そして、なんともいえない、ルパン三世の次元大介的な虚無僧っぽいクールさ?ムーミンのスナフキンっぽさ?が”わかる”心地がしたりして(←するかどうか謎、した方が人生にとってなにかプラスなのかどうかさえも謎w)。

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