[日刊?] 原マサル
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ポジティブでなくハイテンションでドーパミン依存症だった私

最近、主にアメリカなどの海外で?「ドーパミン依存症(から脱却しよう)」という自己啓発のメッセージが流行ってきている?ようだ。

しかも、そこにADHDが組み合わさるとマーケティング的な惹きは鉄板。

要するに、何かと常に焦って落ち着かず不安なADHD持ちがその不安を紛らわせるために、ドーパミンという合法的な体内麻薬成分に依存するようになる、という言い分。
具体的には、スマホのSNSを無限スクロールして(自分がドーパミン分泌するような刺激を求めて)しまうとか、気分のムラが激しく、急に怒り出すようにヤル気を出して夜中でも突然、激しい筋トレや今やらなくてもいい勉強を始めてしまうとかの理不尽行動を繰り返してしまうような問題ある生活習慣にハマって抜け出せなくなっていませんか?という問いかけ。

それを解消するには、、、といって、いろんな行動習慣変革メソッド(ある意味では、認知行動療法的と言えるのだろうか)の情報商材やサプリメントなどを宣伝する流れ。

その口車に乗せられてホイホイ課金してしまうことこそなかったものの、この図式には心当たりがありすぎて首ブンブン縦振りしてしまった。

私は医学的に診断を受けたADHDではないし、その手の傾向を測定する心理テスト(いちおうちゃんとしたやつ)を受けても該当はしないのでいわゆる正常の範囲内なんだけど、まぁそれでも気分のムラとか、焦ってドジってタイミング悪いみたいなことは日常にちらほら。
特に30歳を過ぎるまでの若い頃はものすごく不幸というかネガティブで常に○にたいと思ってるような殺伐とした心理状態で生きていたのは間違いないので、そりゃあ不安や恐怖を紛らわせてくれる何かがあれば欲しかったですよ、いくらでも。
(そう考えると、ほんとの薬物に手を出したり夜遊びに耽ったりとバランス悪くなるような行為に全然染まらない、走らないで済んだのは奇跡としか)

それでも1つだけ当てはまるなら、ほぼ常にハイテンションでピエロみたいにずっと過剰におどけて明るくエネルギッシュに振る舞うこと。
常に大声で怒鳴る声量で会話する小学生男子とか、クラスに1人はいるじゃないですか。あれでした。

今でいう陽キャというのとも違って、子供の頃の篠原ともえの売り方みたいな、ヘンテコ明るい感じ。
しかも、周囲のみんなを楽しませようというよりは、自分の内面の葛藤や苦しみを間接的に周囲の人にわかってもらいたくて、同じ気持ちを味わってもらいたくて、わざとドン引きしたり不快感を感じるように、明るいハイテンションで周囲に嫌がらせと威圧をして「私を助けて」と伝わらないパフォーマンス的SOSをいつも放っていた感じだった。

それもヒーリング修行の中でいろいろ解消していって、年齢も上がり、変な行動特性としてのハイテンションは薄らいでいった(のは良かったのであろう)ものの、今度は単純にトシゆえのエネルギー不足に困ることになった。
でもここでもう一度、あのハイテンションに戻るのが良いとはさすがに思えない。
どうすればいいかというと、ここから先は「生きているうちになんとしてもこれこれを成し遂げる!」という、人生の(もしかしたら最後の)使命!くらいに強い信念を抱いて、そこに向けてディシプリンで己を律してストイックに昨日よりも今日、今日より明日をさらに成長&前進するというスタンスになることしかないんじゃないかと思っている。めんどくせーけど。

でも生きるってめんどくせーのよ。
しかも昭和20年の男性の平均寿命が47歳だったとかで、今の俺よ。
そう、先祖伝来の遺伝子的記憶や行動特性etcにも、50歳をすぎてどう生きる、というのは入ってない。
俺の代で新たに作らないと。
そのめんどくささをどうハンドリングするか、が課題であり学びだと思うしかない&その方がどうせ生きるなら健全、だよね。

てなわけで、己の半生をたまたま、流行り(かけ)の広告から顧みた感慨を綴ってみた(だけ)とさ。

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